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February 01, 2009

090131昭和女子大学人見記念講堂

美輪明宏 音楽会《愛》の人見記念講堂公演に行ってきた。美輪様の音楽会は、二度目である。

冒頭のMCで、秋の音楽会は渋谷公会堂で例年行っていたのだが、会場が古くなってきて、いろいろと問題が出てきたのでイベンターに新たな会場を探してもらったところ、人見記念講堂となった。今後、お馴染みになるかどうかは、神のみぞ知る、と言われていた。

客席は、ほぼ女性。稀に男性。カップルの片方の方が大半であるが、私の前に座っていた若い男性は一人で来ていた。

公演は二部制で、18時10分から19時35分までが一部。15分間の休憩が入ったが、あまりにトイレが長蛇の列だったためか、20分間となり、19時55分から21時までが二部。まったく長さを感じさせない公演であった。

○セットリスト
第一部(濃紺のパンタロンにブルーのブラウス、ブルーのショール
1.おぼろ月夜
2.白月
3.惜別の唄
4.人生の大根役者
5.砂漠の青春
6.ヨイトマケの歌
7.花(全ての人の心に花を)

第二部(黒いイブニングドレス、黒いショール)
1.初日の夜
2.ラストダンスは私と
3.アコーディオン弾き
4.水に流して
5.(良いご旅行をなさってください、という意味のフランス語タイトル)
6.老女優は去りゆく

アンコール(シャンパンゴールドのイブニングドレス、白い羽ショール)
1.愛の賛歌

全部で14曲。約2時間半の間に14曲というと少ないような気もしなくはないが、あっと言う間。一曲ごとにMCや曲の解説が入るので、トークを楽しみながら、曲を楽しめる。

ただ歌い上げるのではなく、時にオペラのように、時に演劇のように、恫喝のように、説教のように、慰撫するように、女声で、男声で、自由自在というか変幻自在というか、百花繚乱であった。

美輪様の生声を聴いていると、心の中のネガティブなものが調伏されるというか浄化されるというか。端的に言うとスッキリする。

そして、美しくしなやかで流麗で、人間、綺麗なものを見ると心癒されるというのは、本当なんだな、と実感する。

「皆さん、元気になりたいとおっしゃるけれど、ここにこうしていらっしゃっているだけで、充分お元気よ」とか言われると、おっしゃるとおりで、家から出て美輪様の音楽会を観たい、楽しみたいと思っている時点で、充分元気なんだろう。

だが。もしも私がとてつもなく心が落ち込んで、化粧も身だしなみも頓着できなくて、それでもチケットがあるからと惰性で音楽会にのろのろと出かけたとしたら、いろいろなものが浄化され、自らの姿を気恥ずかしく思い、なんとかしようと思うのではないか、と思ったりもする。

みっちーのワンマンショーで、レッツ!自己解放!とか言いながら発散するのも大切である。ニコニコでキラキラで明日も頑張ろう!という気持ちになれるから。

しかし、美輪様の音楽会で自己解放!なんて油断していると、きっと泣く。訳も解らずに泣くだろう。自分の芯はしっかり握ったうえで、ネガティブな部分だけ浄化してもらわないと、ただの信者になってしまう。それは、なんだか違う。

兎にも角にも、美輪様の音楽会は行く価値充分!

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